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日本の医療知られざる変革者たち

PHP新書 911 海堂ラボ vol.3

出版社名 PHP研究所
出版年月 2014年3月
ISBNコード 978-4-569-81721-7
4-569-81721-1
税込価格 902円
頁数・縦 230P 18cm

商品内容

要旨

行政などの組織の壁を打ち破り、ドクターヘリ導入を実現させた救急医、小濱啓次。27年以上にわたって北海道・礼文島での離島医療に携わってきた升田鉄三。世界唯一の「空飛ぶICU(集中治療室)」を開発した航空自衛隊の医師、石川誠彦…。日本の医療の変革者たちをゲストに迎えたトーク番組「海堂ラボ」書籍化第3弾。シリーズ完結となる本書では、海堂尊自身も自らの「Ai導入をめぐる闘い」を語り、さらにおすすめの医療小説を紹介。医療の現場におけるリアルなエピソードと、心ゆさぶるフィクションの魅力を伝える一冊。

目次

一人目 認知症を知り、症状を知れば、人生危うからず―新井平伊(アルツハイマー病)
二人目 信念と独創の臨床研究―大藤正雄(大藤ニードル)
三人目 医師は専門医になる前に、救急医になるべき―小濱啓次(ドクターヘリ)
四人目 死後にも最先端の診断技術を―飯野守男(法医学者)
五人目 “幻のがん”を求めて情熱と継続―工藤進英(内視鏡治療)
六人目 離島における地域包括医療の構築をめざして―升田鉄三(礼文島での医療)
七人目 重症度が高いほど高度な医療機関ヘ―石川誠彦(自衛隊医療)
八人目 Aiの発展に貢献する診療放射線技師―阿部一之(診療放射線技師)
九人目 「遵守」からの脱却が組織を変える―郷原信郎(法令遵守の問題)
十人目 Aiは、死因究明制度の土台になる―海堂尊(Ai提唱者)
十一人目 医療小説の大きな可能性を信じる―東えりか(書評家)

著者紹介

海堂 尊 (カイドウ タケル)  
独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センターAi情報研究推進室室長。医学博士、作家。1961年生まれ。外科医、病理医を経て現職。第4回「『このミステリーがすごい!』大賞」大賞受賞、『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)で2006年作家デビュー。08年『死因不明社会』(講談社ブルーバックス)で第三回科学ジャーナリスト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)