「都市の正義」が地方を壊す 地方創生の隘路を抜けて
PHP新書 1146
出版社名 | PHP研究所 |
---|---|
出版年月 | 2018年6月 |
ISBNコード |
978-4-569-84088-8
(4-569-84088-4) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 310P 18cm |
商品内容
要旨 |
地方を救うため、まず最初に行なうべきは、地方に仕事をつくること。「地方創生」はこの方針を掲げさまざまな取り組みを行っているが、地方にはすでに仕事がある。しかもそれは第一次産業や建設業など、日本人の日々の暮らしに必要不可欠のものだ。問題はそうした仕事の「職業威信」が低いことである。田舎の仕事は威信が低く、都会の仕事は威信が高い。そうした価値観は、いかにして醸成されてきたのか。さらに「選択と集中」「競争と淘汰」など、止むを得ないと見なされる「都市の正義」がはらむ罠を、地域社会学者が鋭く指摘する。 |
---|---|
目次 |
第1章 検証・「地方創生」(日本創成会議の「地方消滅」論 |
おすすめコメント
地方の衰退は、カネや仕事の問題ではない。「地方創生」では解決できなかった本当の原因を見極め、都市と地方のあるべき関係を説く。