• 本

絶望から抜け出す心理学 心をひらくマインドフルネスな生き方

PHP新書 1333

出版社名 PHP研究所
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-569-85380-2
4-569-85380-3
税込価格 968円
頁数・縦 197P 18cm

商品内容

要旨

「絶望感は乗り越えられるか」という永遠のテーマ。本書は、この難しい問いに対し、長く読み継がれることを願って書かれた。「ありのままの自分」を受け入れてくれない環境の中で育った人は、何かと生きづらい人生を歩みがち。しかし、「これしか生きる道はない」と思うから苦しいのであって、多面的な視点で物事を見ること、すなわち、マインドフルネスで生きることができれば、心身の健康にもつながる。逆に、心を閉ざしたマインドレスの状態におちいっている人は、人生で多くのものを失いかねない。心の「とらわれ」から解放され、幸福に生きるための心理学。

目次

第1章 マインドフルネスは幸せになるための心の技術(簡単にはがせる接着剤という視点
モーレツ会社員を生み出すもの
人魚姫が不幸になった理由 ほか)
第2章 幸せの鍵は、ものの見方にある(悩みごとが絶えない人の問題点
戦争で右腕をなくした二人の違い
自分を立派に見せようとするから疲れる ほか)
第3章 「とらわれないアタマ」に作り変える(「とらわれ」から逃れられないように育った人もいる
幸せを感じるために脳を作り変える
規則通りに扱われると怒る人 ほか)

出版社・メーカーコメント

人生には、「どうしようもない」ことがある。いわゆる「地獄」のような環境に生まれる人もいれば、「天国」に生まれる人もいるのだが、それは運命だというしかない。しかし、「地獄」に生まれた人の中にも、「もう人生終わりだ」と絶望しているだけの人と、持って生まれた不幸な境遇を乗り越えようとする人がいる。 そのような二人の違いを生み出すものは何か(まえがきより)。「絶望感は乗り越えられるか」という永遠のテーマ。本書は、この難しい問いに対し、長く読み継がれることを願って書かれた。「ありのままの自分」を受け入れてくれない環境の中で育った人は、何かと生きづらい人生を歩みがち。しかし、「これしか生きる道はない」と思うから苦しいのであって、多面的な視点で物事を見ること、すなわち、マインドフルネスで生きることができれば、心身の健康にもつながる。逆に、心を閉ざしたマインドレスネスの状態におちいっている人は、人生で多くのものを失いかねない。心の「とらわれ」から解放され、絶望感に負けることなく、幸福に生きるための心理学。

著者紹介

加藤 諦三 (カトウ タイゾウ)  
1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学研究員を務める。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問。ニッポン放送系列ラジオ番組「テレフォン人生相談」は半世紀ものあいだレギュラーパーソナリティを務める。著書多数、訳書はアジアを中心に約100冊ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)