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サンデルの政治哲学 〈正義〉とは何か

平凡社新書 553

出版社名 平凡社
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-582-85553-1
4-582-85553-9
税込価格 1,034円
頁数・縦 375P 18cm

商品内容

要旨

「ハーバード白熱教室」での鮮やかな講義と、核心を衝く哲学の議論で、一大旋風を巻き起こした政治哲学者マイケル・J.サンデル。彼自身の思想と「コミュニタリアニズム」について、サンデルがもっとも信頼を寄せる著者が、その全貌を余すところなく記した。

目次

序 新しい「知」と「美徳」の時代へ―なぜ、このような大反響となったのか
第1講 「ハーバード講義」の思想的エッセンス―『正義』の探求のために
第2講 ロールズの魔術を解く―『リベラリズムと正義の限界』の解読
第3講 共和主義の再生を目指して―『民主政の不満』のアメリカ史像
第4講 「遺伝子工学による人間改造」反対論―『完成に反対する理由』の生命倫理
第5講 コミュニタリアニズム的共和主義の展開―『公共哲学』論集の洞察
最終講 「本来の正義」とは何か?―正義論批判から新・正義論へ

おすすめコメント

鮮やかな対話型講義で一躍、時の人となったサンデル。難解と言われる彼の政治哲学を、NHK「白熱教室」の解説でもおなじみの著者が読み解く。1冊=1章で、サンデルの全著書がこの1冊でわかる!

著者紹介

小林 正弥 (コバヤシ マサヤ)  
1963年東京生まれ。東京大学法学部卒業。千葉大学法経学部教授。専門は政治哲学・公共哲学・比較政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)