• 本

東京で見つける江戸 カラー版

平凡社新書 975

出版社名 平凡社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-582-85975-1
4-582-85975-5
税込価格 1,155円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

明治維新、関東大震災、空襲、オリンピック、バブルなどで街が何度も破壊され、江戸時代の建物のほとんどが失われたと思われている東京。しかし探してみれば、そこかしこに遺構が残っている。東大赤門、後楽園、浜離宮、寛永寺、明治神宮、そして江戸城…。都心を中心に残る江戸の旧跡を網羅、カラー写真多数で紹介。都会で「江戸遺産」を見つける時間散歩に出かけよう。

目次

第1章 江戸城を外から眺める(江戸城の外郭を一周する
江戸城の内郭を一周する―北の丸 ほか)
第2章 意外に見つかる武士の町の名残(大名屋敷の周囲に残る石垣
いまに残る大名屋敷の建造物 ほか)
第3章 震災、戦災を生きのびた寺社(将軍家の菩提寺
将軍家ゆかりの寺 ほか)
第4章 東京は江戸の土木遺産(海と付け替えられた川の跡
江戸をめぐっていた先進的水道網 ほか)
第5章 東京の中枢に残る江戸城内を歩く(江戸城三の丸から「登城」する
江戸城本丸を歩く ほか)

著者紹介

香原 斗志 (カハラ トシ)  
歴史評論家、音楽評論家。神奈川県出身。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。小学校高学年から歴史に魅せられ、中学時代は中世から近世までの日本の城郭に傾倒。その後も日本各地を、歴史の痕跡を確認しながら歩いている。音楽、美術、建築などヨーロッパ文化にも精通し、オペラを中心としたクラシック音楽の評論活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)