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だまされない力 「本当の学び」で国家と権威を疑え

平凡社新書 1089

出版社名 平凡社
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-582-86089-4
4-582-86089-3
税込価格 1,100円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

排外主義や陰謀論、ポピュリズム、断定的な言葉が渦巻く時代、いま本当に必要なのは権威や常識を鵜呑みにしない「だまされない力」だ!自ら問い、確かめることこそが自由を守る第一歩。日本の教育行政の歴史をたどりつつ、宗教や道徳の危険性、公教育の重要性、SNSとの向き合いかたまで、論客2人が語り尽くす。学びとは、自分らしく生きるための力―。自ら問い続ける者だけが生き延びる。

目次

第1章 「教育」とは何なのか(「学問」は自己を変革していく力
敗戦後の文部省 ほか)
第2章 学びの経験を深くせよ(集団のアイデンティティー
伝統とは強いもの ほか)
第3章 宗教と道徳を疑う(「大疑団」を抱く
自己を捨て、利でつながる ほか)
第4章 だまされないための公教育(及び腰の司法
尊属殺という「道徳」 ほか)
終章 SNSと断定調の危険性(本音を吐き出す場所
うそを拡散しないために ほか)

出版社・メーカーコメント

陰謀論やSNS上での煽動の罠にハマらないようにするには?不正が横行する政治や未来の教育はどうすればいい?百戦錬磨の評論家と世を憂う元文科官僚が語り合う。

著者紹介

佐高 信 (サタカ マコト)  
評論家。1945年山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済誌編集長を経て執筆活動に入る
前川 喜平 (マエカワ キヘイ)  
1955年奈良県生まれ。東京大学法学部卒業後、文部省(現文部科学省)に入省。大臣官房長、初等中等教育局長、文部科学事務次官などを歴任。2017年1月退官。現在、現代教育行政研究会代表を務める傍ら、自主夜間中学スタッフとしても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)