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オウム事件17年目の告白

出版社名 扶桑社
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-594-06749-6
4-594-06749-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 325P 20cm

商品内容

要旨

特別指名手配犯全員逮捕。地下鉄サリン事件発生から17年、麻原の側近が語れなかった真実を初めて綴った。「オウム事件」を取材してきたジャーナリストで参議院議員の有田芳生が徹底検証。

目次

地下鉄サリン事件直後
オウム入信と麻原への帰依
オウム犯罪の原点―暴走の始まり
教団武装化―大量破壊兵器の製造実験
麻原の高弟たちと教団内の男女関係
サリン事件前夜―狂気の教団内部
サリン事件を起こしたカリスマの精神病理
服役、出所。脱け出せない麻原の呪縛
麻原奪還テロ未遂事件
麻原からの自立。アレフから脱会
ひかりの輪としての歩みと、アレフの違い
父、そして母のこと

おすすめコメント

2012年―平田信、菊地直子、高橋克也とオウム特別手配犯が全員逮捕され、オウム事件にひとつの区切りがついた。それを受け、麻原の側近として、教団のスポークスマンとして世間を騒がせた上祐史浩氏が今まで語れなかった真実を告白。オウム真理教はいかにして地下鉄サリン事件を引き起こし、信者たちはなぜ麻原を盲信してしまったのか。その内実を綴った一冊です。

著者紹介

上祐 史浩 (ジョウユウ フミヒロ)  
1962年福岡県生まれ。早稲田大学大学院在学中にオウムに入信。地下鉄サリン事件後、麻原の指示の下、教団のスポークスマンとなる。その後、偽証罪などで逮捕され、約4年間勾留、服役する。出所後に、「アレフ」代表となるも、2007年に脱会。オウム信仰を脱却し、現在は自ら設立した「ひかりの輪」代表を務める
有田 芳生 (アリタ ヨシフ)  
1952年京都府生まれ。ジャーナリスト。参議院議員。2007年まで日本テレビ系の「ザ・ワイド」に出演。オウムや統一教会などカルト宗教問題などを取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)