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完璧なコンサルティング 変化を引き出す対等な関係性

出版社名 丸善出版
出版年月 2026年6月
ISBNコード 978-4-621-31294-0
(4-621-31294-4)
税込価格 4,180円
頁数・縦 290P 22cm

商品内容

要旨

本書は、世界で累計100万部以上を売り上げ、40年以上にわたり読み継がれているコンサルティングの定番書(原書4版)である。著者ピーター・ブロックは、コンサルタントを「決定権はもたないが、助言や支援を通じて人や組織に影響を与える存在」と定義し、その営みを特別な職業ではなく、人と人との関係性の中に広く存在するものとしてとらえ直す。本書の特長は、専門知識や分析手法のみに依存せず、クライアントとの対等な関係性を基盤に、変化を実行へとつなげるプロセスを体系的に示している点にある。契約、抵抗への対応、発見、提案、実装といった各段階で、人はなぜ動かないのか、どうすれば人々を巻き込み変化が生まれるのかを、全21章を通じて具体的に描き出す。本書は、専門性だけでは人は動かず、あなたらしい誠実さや率直な対話が、信頼に基づく他者の実行を生むと述べる。この指摘は、AI時代においていっそう重要性を増している。コンサルタントのみならず、社内専門職やマネージャーなど、他者と協働しながら成果を生み出すすべての人にとって有益な、実行への道を示した一冊である。

目次

名前が何であってもコンサルタント
1部 基礎(スキルだけでは不十分
「正しい」選択のための問い
「完璧」なコンサルティング)
2部 契約(「契約」の概要
契約会議の進め方
契約に関するバリエーション
契約締結までの行き詰まりとその抜け出し方
社内コンサルタントのジレンマ)
3部 関係構築(クライアントの抵抗を理解する
抵抗への対処方法)
4部 発見(「診断」を超えた共同の「発見」へ
組織全体(ホールシステム)での発見
強みや可能性を引き出し、行動へとつなげる)
5部 分析と提案(状態をシンプルな絵図で描く
効果的なフィードバックの準備
行動につなげる会議運営)
6部 巻込み・実装(コンサルティング内容の実行
参画の仕組み)
7部 総括(変革はライブ配信されない、管理もできない)

著者紹介

ブロック,ピーター (ブロック,ピーター)   Block,Peter
コンサルタント。オハイオ州シンシナティ在住。「自発的な責任」と「コミュニティの和解」をテーマに活動している。ベストセラーの著作多数。彼の活動は、強制や力によるのではなく、同意とつながりを通じて世界に変革をもたらすことにある。著作では、誰もが心地よく働ける職場やコミュニティを創出する方法について論じ、現代文化を支配する強権的な価値観に代わる選択肢を提示している。また、研修会社Designed Learningの創設者でもある。現在はCommon Good Allianceの一員として、地元の土地、住宅、企業、芸術を共同で所有・管理することにより、アフリカ系アメリカ人の持続的な資産形成を目指す取組みにも参加している。現在のオフィスはコネチカット州ミスティックに所在
稲水 伸行 (イナミズ ノブユキ)  
東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。2005〜08年、日本学術振興会特別研究員(DC1)、東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員、同特任助教、筑波大学ビジネスサイエンス系准教授を経て、2016年より東京大学大学院経済学研究科准教授。企業との共同研究による「オフィス学プロジェクト」や「営業を科学するプロジェクト」を主宰。主な著書『流動化する組織の意思決定:エージェント・ベース・アプローチ』(東京大学出版会[第31回 組織学会高宮賞著作部門受賞])など
小久保 欣哉 (コクボ キンヤ)  
北海道大学大学院経済学研究科修了(経済学)、東京都立大学大学院経営学研究科修了(経営学)。2016年、筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士後期課程修了。博士(経営学)。(株)野村総合研究所コンサルティング事業本部プリンシパルを経て、2018年から二松学舎大学国際政治経済学部国際経営学科准教授。2023年より教授。大手民間企業数社の取締役、顧問や県庁顧問も務める
芦川 仁美 (アシカワ ヒトミ)  
千葉大学大学院医学薬学府総合薬品化学専攻修士課程修了。日系製薬企業において薬理研究およびアライアンス業務に従事した後、2023年より(株)野村総合研究所コンサルティング事業本部にて医療・ヘルスケア分野のコンサルティング業務を担当。主な専門領域は、製薬企業における経営戦略および事業戦略の策定と実行支援
生稲 史彦 (イクイネ フミヒコ)  
東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。一橋大学イノベーション研究センター専任講師、文京学院大学准教授、筑波大学システム情報系准教授などを経て、2020年より中央大学戦略経営研究科教授。コンテンツビジネスを中心にICT分野の実証研究を進めている
上西 達大 (ウエニシ タツヒロ)  
東京大学大学院理学系研究科天文学専攻修士課程修了。日系CROにおける統計解析業務に従事した後、国内企業数社において健康保険組合を対象としたコンサルティング業務、製薬企業を対象としたリサーチ業務を経て、2023年よりヘルスケアコンサルティング(株)にて製薬企業を対象としたコンサルティング業務に従事。2024年より同社取締役。主な専門領域はデータベース研究およびマルコフモデルによる費用対効果研究
若林 城将 (ワカバヤシ クニアキ)  
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了(システムデザイン・マネジメント学)。2002年(株)野村総合研究所入社。現在、コンサルティング事業本部ヘルスケア産業コンサルティング部グループマネージャー。主な専門領域は、ヘルスケア、消費財企業の全社戦略、業種を問わず業務改革全般(SCM、DX)など。2025年より二松学舎大学国際政治経済学部非常勤講師(生産管理論)。金沢工業大学(2023〜25)、横浜国立大学(2024〜)、立命館大学(2026〜)においてもゲスト講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)