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『嵐が丘』を読む ポストコロニアル批評から「鬼丸物語」まで

出版社名 みすず書房
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-622-07295-9
4-622-07295-5
税込価格 3,520円
頁数・縦 275,5P 20cm

商品内容

要旨

狂おしい愛と情念に満ちたロマンスなのか、それとも、とりとめのない悪夢なのか?ヒースクリフとキャサリンの謎をめぐって展開する“読み=批評”の歴史。

目次

はじめての『嵐が丘』
形式への関心
手法の発見
神話と精神分析
マルクス主義批評
フェミニズム批評
構造主義的批評
不確定原理
ポスト構造主義
テクストの外へ―カルチュラル・スタディーズ
テクストの外へ―『嵐が丘』を書き直す
テクストの外へ―『嵐が丘』を映像化する

出版社
商品紹介

完成から160年、未だにその構造と意味をめぐって論争が絶えないこの作品の多様な解釈の変遷を辿り、テクストを読む愉しみへ誘う。

著者紹介

川口 喬一 (カワグチ キョウイチ)  
1932年北海道に生まれる。筑波大学名誉教授(文学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)