• 本

再び「青年期」について 笠原嘉臨床論集

出版社名 みすず書房
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-622-07624-7
4-622-07624-1
税込価格 3,960円
頁数・縦 8,203,4P 20cm

商品内容

要旨

青年期のこころは、なぜ特有のアイデンティティ葛藤に揺れるのか。学生相談を礎とした臨床研究から40余年。診察室で出会う「青年」はあの頃と変わったか。著者が『青年期』という小著をあらわした70年代から80年代の主要論文を中心に、ひきこもりとうつ病の関係に触れた書き下ろし論考「クリニックで診る青年の「ひきこもり症」」を加えた、熟達の精神科医による臨床論集第3弾。

目次

青年期精神医学の現況と展望(一九八〇)
今日の青年期精神病理像(一九七六)
自立と個性化(一九七九)
大学生にみられる特有の「無気力」について(一九七一)―長期留年者の研究のために
アノレキシア・ネルボザァの心理的側面(一九八五)
家族についての精神医学的一考察(一九八三)
クリニックで診る青年の「ひきこもり症」(二〇一一)

出版社
商品紹介

「スチューデント・アパシー」と呼ばれる大学生に特有の無気力症状を紹介した重要論文ほか、熟達の精神科医による臨床論集の第3弾。

著者紹介

笠原 嘉 (カサハラ ヨミシ)  
1928年神戸に生れる。京都大学医学部卒業。精神医学専攻。名古屋大学名誉教授。桜クリニック名誉院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)