狼男による狼男 フロイトの「最も有名な症例」による回想
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2014年9月 |
ISBNコード |
978-4-622-07848-7
(4-622-07848-1) |
税込価格 | 5,940円 |
頁数・縦 | 319,11P 20cm |
商品内容
要旨 |
「フロイトの執筆したすべての症例史の中で最も精緻で、最も重要なものである」(J.ストレイチィ)とまで評される論考「ある幼児期神経症の病歴より」。その名著のなかで提示された症例「狼男」ことセルゲイ・パンケイエフの人生は、フロイトと精神分析に出会うことでどのように変わったのだろうか?姉や両親との暮らし、フロイトの精神分析をはじめとする数々の治療体験、ロシア革命と二度の世界大戦、そして最愛の妻テレーゼの死…。狼男自身による回想録を中心に、フロイトの後に彼に精神分析を行ったルース・マック・ブランスウィックの記録、晩年の狼男を支えたミュリエル・ガーディナーによる多面的考察が加えられ、狼男の90年以上におよぶ生涯が詳らかにされる。フロイトの「最も有名な症例」として生きた男の真実の姿に迫る、精神分析学の重要古典。 |
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目次 |
第1部 狼男の回想録(子ども時代の思い出 |
出版社 商品紹介 |
フロイトと精神分析に出会い、症例・狼男の人生はどのように変わったか。狼男の回想録を中心に多面的考察を加えた精神分析学の名著。 |