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コレージュ・ド・フランス講義草稿 1959−1961

出版社名 みすず書房
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-622-08763-2
4-622-08763-4
税込価格 8,580円
頁数・縦 507,21P 22cm

商品内容

要旨

「今日の哲学」「デカルト的存在論と今日の存在論」「ヘーゲル以後の哲学と非‐哲学」の3編を軸に、非‐哲学の中での哲学の再発見、肉の存在論など、哲学者の晩年の構想と思索を十全に伝える待望作。

目次

一九五八‐一九五九年講義(今日の哲学)
一九六〇‐一九六一年講義(デカルト的存在論と今日の存在論
ヘーゲル以後の哲学と非‐哲学)
補遺(一九六〇年一〇月の執筆の下書き
一九五八‐一九五九年講義への補遺
一九六〇‐一九六一年講義への補遺)

著者紹介

メルロ=ポンティ,モーリス (メルロポンティ,モーリス)   Merleau‐Ponty,Maurice
1908‐1961。フランスに生まれる。1926年、エコール・ノルマル・シュペリュール入学、在学中サルトル、ボーヴォワール、レヴィ=ストロースらと知りあう。1930年、哲学教授資格試験に合格。その前年にフッサールのソルボンヌ講演を、1935‐1939年には高等研究院におけるコジェーヴのヘーゲル講義を聴講。ルーヴァンのフッサール文庫に赴き、遺稿を閲覧したのは1939年。第二次大戦中は従軍・レジスタンス活動を経験した。1945年、学位論文として同年刊の『知覚の現象学』および『行動の構造』(1942)を提出。1946年、サルトルらとともに『レ・タン・モデルヌ』創刊。1948年、リヨン大学教授、1949年、パリ大学文学部教授を経て1952年、コレージュ・ド・フランス教授に就任。1961年没
松葉 祥一 (マツバ ショウイチ)  
1955年生まれ。同志社大学文学研究科哲学・倫理学専攻博士課程満期退学。パリ第八大学博士課程中退。前神戸市看護大学教授
廣瀬 浩司 (ヒロセ コウジ)  
1963年生まれ。東京大学教養学部総合文化研究科博士課程中退。パリ第一大学博士(哲学)。筑波大学教授
加國 尚志 (カクニ タカシ)  
1963年生まれ。立命館大学大学院文学研究科西洋哲学専修博士後期課程修了(博士(文学))。立命館大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)