ジャンヌ・ダルク 預言者・戦士・聖女
| 出版社名 | みすず書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 2024年6月 |
| ISBNコード |
978-4-622-09709-9
(4-622-09709-5) |
| 税込価格 | 5,720円 |
| 頁数・縦 | 321,71P 20cm |
商品内容
| 要旨 |
重要なのは、ジャンヌ・ダルクを「脱神話化」すること、つまり彼女を依然として取り巻く勝手な推測や仮説から可能なかぎり解き放つことである―。英仏100年戦争(1337‐1453)の時代、フランス王国とはどのような「国家」であったか、戦争の渦中で生まれた「国民感情」とはいかなるものであり、騎士の戦争から傭兵と庶民の戦争にいかに移行していったのか、そしてそのなかで登場したオルレアン地方の農夫の少女、ジャンヌ・ダルクとは?本書は、600年に及ぶ研究史のあり方をふまえ、以上の観点を中心に、ジャンヌ・ダルクを彼女の時代の最良の史料によってのみ語り、歴史家としてジャンヌ・ダルクとその時代に接近する試みである。おそらく今日までで最も信頼に足る一書になるであろう。聖人の声を聴いたオルレアンの少女は、どのようにしてシャルル七世にその預言を伝えるようになったのか、司令官となったジャンヌの活躍の詳細は、そして逮捕、監禁、異端審問と火刑、その後の復権裁判…。本や映画や演劇や漫画を通して誰もが知っているジャンヌ・ダルクの実像に迫る。 |
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| 目次 |
戦時における幼少期 |


