
規範としての文化 文化統合の近代史
MINERVA西洋史ライブラリー 59
| 出版社名 | ミネルヴァ書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 2003年7月 |
| ISBNコード |
978-4-623-03852-7
(4-623-03852-1) |
| 税込価格 | 6,600円 |
| 頁数・縦 | 502P 22cm |
商品内容
| 要旨 |
近代社会における文化統合、すなわちモラル・ヘゲモニーの生成と変容のプロセスをさまざまな角度から分析する、「近代社会史研究会」によるマニフェスト的論文集の新装版。学校、教会、家族、青少年サークルを舞台とする葛藤、学校教科書と歴史学の制度化、革命祭典と公教育、女子教育の世俗化、移民の「同化」、人種主義と地域共同体、飲酒の規制、野球やボクシングに見る道徳・宗教規範など、多彩なテーマがとりあげられる。時間的には18世紀から1930年代までの長いスパンをとり、空間的にはフランス、ドイツ、イギリスから、イタリア、アメリカ、オーストラリア、さらには日本にいたるまで、広汎な地域をカバーして、文化ヘゲモニー装置の両義的なメカニズムを明らかにしようとする。「若かりし」社会史家たちによる論文集が、いま新しい「記憶の場」として蘇る。 |
|---|---|
| 目次 |
序 文化統合の社会史にむけて |

