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テクストとしての判決 「近代」と「憲法」を読み解く

出版社名 有斐閣
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-641-13191-0
4-641-13191-0
税込価格 6,050円
頁数・縦 330P 22cm

商品内容

要旨

“近代”立憲主義、その思想は芽吹くか。憲法判例に残された、「近代的なるもの」の痕跡を読み解く、挑戦的な論文集。

目次

田中耕太郎からみる近代―謝罪広告請求事件
文学裁判とふたつの近代批判―『チャタレイ夫人の恋人』事件判決
憲法判例のなかの家族―尊属殺重罰規定違憲判決と婚外子法定相続分規定違憲決定
論拠としての「近代」―三菱樹脂事件
裁判官と行政官―猿払事件最高裁判決
精神的観念的基礎のない国家・公共は可能か?―津地鎮祭事件判決
憲法上の財産権保障とデモクラシー―森林法判決
宗教の近代性とその責任―空知太神社事件
司法制度改革の中の裁判官―裁判員制度合憲判決

著者紹介

駒村 圭吾 (コマムラ ケイゴ)  
1960年生まれ。現在、慶應義塾大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)