武家に嫁いだ女性の手紙 貧乏旗本の江戸暮らし
出版社名 | 吉川弘文館 |
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出版年月 | 2011年9月 |
ISBNコード |
978-4-642-08062-0
(4-642-08062-7) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 199,5P 19cm |
商品内容
要旨 |
江戸の旗本に嫁いだ女性が美作(岡山)の実家へ書き送った手紙。そこには家計のやりくりや子どもの教育、開国で揺れる世情などが克明に描かれていた。江戸時代後期の女性の生活や心情を、自らの言葉から明らかにする。 |
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目次 |
はじめに―手紙を書く女性 |
出版社 商品紹介 |
手紙から、開国で揺れる江戸の世情や家相続の実態を読み解く。江戸時代後期の女性の生活や心情を、自ら綴った言葉から明らかにする。 |
おすすめコメント
江戸の旗本に、美作(みまさか) (岡山)の医者の娘が嫁ぎました。 彼女が実家にあてて頻繁に書き送った手紙からは、 旗本の妻としての生活や困窮する家計のやりくり、 子どもの教育・縁談などの暮らしぶりがいきいきと浮かび上がります。 手紙に記された、開国で揺れる江戸の世情や家相続の実態も読み解きつつ、 江戸時代後期の女性の生活や心情を、自ら綴った言葉から明らかにしていきます。 【目次】 ◆はじめに―手紙を書く女性― ◆1 医師の家に生まれて(万喜の生い立ち/江戸への旅立ち・結婚) ◆2 武家になる(万喜の再婚/大番という仕事/伊東家の暮らし) ◆3 家族を支える(家族関係と万喜の立場/長男の株入り/子どもの教育/出世と家計/子どもたちの縁談) ◆4 実家と婚家(江戸と美作の通信事情/女性と家相続―万喜と実家―/情報の伝達/子どもたちの死/万喜の死とその後) ◆むすびにかえて―武家と庶民のはざまで―