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皇后四代の歴史 昭憲皇太后から美智子皇后まで

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-642-08333-1
4-642-08333-2
税込価格 2,420円
頁数・縦 222P 21cm

商品内容

要旨

明治から平成まで、天皇を支え「世継ぎ」を産み、さまざまな活動をした四人の皇后。その役割や社会の中でのイメージは、時代とともに大きく変容してきた。公(表)と私(奥)をテーマに、エピソードを交えて歩みを描く。

目次

第1章 近代化のなかでの皇后―昭憲皇太后一八六八〜一九一四
第2章 貞明皇后の思考と行動‐裕仁との関係から―貞明皇后一九一二〜一九三一頃
第3章 皇太子妃良子の登場‐国民教化と大衆人気のはざま―貞明・香淳皇后一九二〇頃〜一九三一
第4章 総力戦体制のなかの香淳皇后―香淳皇后一九三一〜一九四五
第5章 象徴天皇制への転換と香淳皇后―貞明・香淳皇后一九四五〜一九五二
第6章 香淳皇后と美智子妃の連続と断絶―香淳皇后・美智子妃一九五二〜一九六五頃
第7章 高度経済成長期の香淳皇后と美智子妃―香淳皇后・美智子妃一九六〇頃〜一九八八
第8章 発信する「国民の皇后」―美智子皇后・雅子妃一九八九〜二〇一八

おすすめコメント

明治から平成まで、天皇を支え「世継ぎ」を産み、さまざまな活動をした美(はる)子(こ)(明治)、節(さだ)子(こ)(大正)、良(なが)子(こ)(昭和)、美(み)智(ち)子(こ)(平成)の四人の皇后。その役割や社会でのイメージは、時代とともに大きく変容してきた。公(表)と私(奥)をテーマに、四代に雅子妃を加え、女子教育や養蚕等の連続性と育児等の独自性について、エピソードを交えて描き出す。

著者紹介

森 暢平 (モリ ヨウヘイ)  
1964年、埼玉県に生まれる。1990年、京都大学文学部卒、毎日新聞社に入社。2000年、国際大学大学院国際関係学研究科修士課程修了。成城大学文芸学部教授
河西 秀哉 (カワニシ ヒデヤ)  
1977年、愛知県に生まれる。2008年、名古屋大学大学院文学研究科人文学専攻博士後期課程修了。神戸女学院大学文学部准教授、博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)