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本を読めなくなった人のための読書論

出版社名 亜紀書房
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-7505-1608-0
4-7505-1608-2
税込価格 1,320円
頁数・縦 179P 18cm

商品内容

要旨

本が読めなくなったのは、内なる自分からのサイン。だから、読めないときは、無理をして読まなくていい。読めない本にも意味があるから、積読でもいい。知識を増やすためではなく、人生を深いところで導き、励ます言葉と出会うためにする読書。その方法を、あなたと一緒に考える。

目次

はじめに 読書という不思議な出来事
第1章 待つ読書(読書は対話
読めないときは、読まなくてもよい
「正しい」読み方など存在しない ほか)
第2章 言葉と出会う(図書館へ行く
素朴な本に出会う
言葉とコトバ―もう一つの言葉を読む ほか)
第3章 本と出会う(素朴な言葉
「読む」という旅
言葉の肌感覚を取り戻す ほか)
おわりに 読めない本に出会う

著者紹介

若松 英輔 (ワカマツ エイスケ)  
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ教育研究院教授。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)