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抑止力のことを学び抜いたら、究極の正解は「最低でも国外」

出版社名 かもがわ出版
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-7803-0922-5
4-7803-0922-0
税込価格 1,320円
頁数・縦 158P 19cm

商品内容

要旨

2010年、普天間基地をめぐり、「学べば学ぶほど」の言葉で県内移設に回帰した元総理の鳩山氏、それを批判することで論壇に登場した元防衛官僚の柳澤氏。7年の時を経て初めて相まみえ、基地の撤去と日本の平和を両立させる道を議論し合った。

目次

第1章 七年前の鳩山発言はどこが問題だったのか(七年前には想像できなかった出会いだけれど
論壇デビューが鳩山氏の抑止力論への批判だった ほか)
第2章 抑止力とは何か、それは沖縄に必要なのか(尖閣や台湾をめぐる戦いでは海兵隊の出番は前半にはない
抑止力の核心はいざという時に大量の兵力を投入できることにある ほか)
第3章 抑止と対話のバランスをどうとるのか(外交と防衛、抑止と対話の両方が必要である
ウィンウィンになるギリギリのラインを詰めるのが大事だが ほか)
第4章 野党は安倍政権への対抗軸を提示できるのか(日本の安全とは何かを突き詰めて考えなければならない
国際貢献も自衛隊派遣以外の選択肢を提示することが大事だ ほか)

おすすめコメント

抑止力を理由に米軍基地県外移設の公約を裏切った鳩山と、それを批判して論壇に登場した柳澤が、基地撤去と平和を両立させる道を探る

著者紹介

鳩山 友紀夫 (ハトヤマ ユキオ)  
第九三代内閣総理大臣。現在は東アジア共同体研究所理事長
柳澤 協二 (ヤナギサワ キョウジ)  
元内閣官房副長官補・防衛省運用局長。現在は「自衛隊を活かす会」代表、国際地政学研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)