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歴史の証言 前に進むための記録と言葉

日韓記者・市民セミナーブックレット 8

出版社名 社会評論社
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-7845-1158-7
4-7845-1158-X
税込価格 990円
頁数・縦 88P 21cm

商品内容

要旨

歴史は「現在と過去との対話」と言われ、人々が重ねてきた地層にも例えられる。現在に生きる私たちは、その過去と対話し主体的に捉えてこそ、未来に向かって進むことができる。第1講で紹介される信濃毎日新聞の特集と、そこから生まれた五つの提言は、誠実に歴史に向き合うことの大切さを私たちに教えている。その意味で、姜徳相著『関東大震災』復刻と、呉徳洙監督の映画『在日』は、前に向かって進むための、かけがえのない歴史記録である。

目次

第1講 「記憶を拓く―信州・半島・世界」足元から、「国」の枠を超えて考える日韓
第2講 姜徳相著『関東大震災』復刻出版の意義
第3講 映画『在日』上映と呉徳洙監督を語る

著者紹介

田中 陽介 (タナカ ヨウスケ)  
1977年京都府生まれ。2001年信濃毎日新聞社入社。飯田支社、長野報道部、上田支社、松本報道部デスクなどを経て現在、長野報道部デスク。担当・関心分野、警察・司法、平和・安全保障、若者(18歳選挙権)、地方行政
高 二三 (コ イーサム)  
1951年東京生まれ。両親は韓国済州島出身。大学卒業後、雑誌『季刊三千里』の編集に従事。1987年、新幹社を設立。在日韓国・朝鮮人をめぐる問題や、済州島四・三事件の真相究明運動などに一貫して取り組んでいる
金 昌寛 (キム チャンガン)  
プロデューサー
辛 仁夏 (シン イナ)  
フリーランス記者
清水 千恵子 (シミズ チエコ)  
フリーランス記者
〓 哲恩 (ペー チョルン)  
一般社団法人KJプロジェクト代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)