商品内容
要旨 |
テレビにみられる「ボケ」と「ツッコミ」と「フリ」をキーワードにさまざまな笑いの形態を詳細に考察し、主観と客観を巧みに交差させながら笑いに対する介入と放置を繰り返す送り手と受け手の意識構造を浮き彫りにして、「なんでもあり」の感覚を共有することで成立している、笑いを媒介にしたコミュニケーションの社会性を分析。M‐1、ひな壇、女性芸人といったゼロ年代のお笑い状況からテレビと日常的現実が混然となった社会でのコミュニケーション形式を解析する増補決定版。 |
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目次 |
序章 「観客」と「視聴者」 |