炭鉱と「日本の奇跡」 石炭の多面性を掘り直す
| 出版社名 | 青弓社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2018年7月 |
| ISBNコード |
978-4-7872-3438-4
(4-7872-3438-2) |
| 税込価格 | 2,640円 |
| 頁数・縦 | 213P 21cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 かつて日本の産業を支えた「炭鉱」。だが今、その存在を未来志向のイメージで捉える人はおそらく少ないだろう。だが、炭鉱や石炭産業を単に「終わった産業」として捨て置くのはもったいない。そこには歴史的教訓の他に、産業遺産・観光資源としての役割や、アジア諸国への技術移転など、貴重な財産が眠っているのだ。本書では、「炭鉱」の歴史と現在を踏まえ、その多面的な役割と可能性にスポットを当てる。閉山後の地域振興と地方自治のあり方、企業の産業転換や事業変更の方向性、文化遺産としての活用、家族や労働組合の対応などをテーマに据え、経済史・社会学・地理学などの研究者がそれぞれの専門からの視点で論じている。編著者を含む6名の執筆者はいずれも2008年に結成された「産炭地研究会(JAFCOF)」のメンバー。同研究会は、全国の炭鉱地帯を対象に専門分野を横断する研究を続けている。編著者の中澤秀雄氏は中央大学法学部教授で地域社会学を専攻。嶋崎尚子氏は早稲田大学文学学術院教授で、ライフコース社会学、家族社会学を専攻している。 |
商品内容
| 要旨 |
戦後日本を作り出した炭鉱の歴史と現在を、企業・自治・家族・女性・産業遺産などの視点から浮き彫りにし、グローバルに展開する世界の炭鉱とも比較して、炭鉱とそこに生きた人々の歴史的意義や今日の可能性を照らし出す。 |
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| 目次 |
序章 炭鉱から掘る日本の「奇跡」 |


