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〈病と戦後〉の歴史社会学 疾病と公害をめぐる神話を解体する

出版社名 青弓社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-7872-3559-6
4-7872-3559-1
税込価格 3,960円
頁数・縦 193P 20cm

商品内容

目次

序章 戦後社会と病を歴史社会学の視座から問い直す
第1章 結核とともに療養生活を生きる―人とモノの連関からみる病
第2章 病をめぐってせめぎ合う論理―一九五〇/六〇年代の全患協運動とハンセン病問題
第3章 国立肥前療養所の開放医療―医療アーカイブズに基づく分析とその課題
第4章 「私憤」と「公憤」の一九七〇年代―種痘と森永ヒ素ミルク中毒事件の「後遺症」をめぐって
第5章 スペクトラムとしての公害―安中公害と論争が消えた病
終章 「戦後社会と病」のドミナント・ストーリーの異化と再構築

出版社・メーカーコメント

私たちは、多くの疾病が医学の発展によって撲滅された「歴史」、あるいは高度経済成長期の公害が多くの人々を苦しめ、それを是正するために様々なアクターが力を尽くした「歴史」を知っている。だが、紋切り型の歴史理解によって、それぞれの疾病や公害が固有に抱える問題を見逃してきてしまったのではないか。本書では、ハンセン病、結核、精神疾患、健康被害、公害を主題として取り上げる。そして、患者や医師、医療機関、企業、行政、そして家族、支援者など、病をめぐる問題に関わった人々が実際に何を考え、どのように行動し、いかなる役割を果たしたのかを、コアな一次資料を徹底的に調査することで明らかにする。「戦後社会と病」をめぐる紋切り型の歴史認識=「神話」を解体し、経験的・実証的分析を通じて病と社会のありようを問い直して、忘却に向き合い、社会認識をアップデートする社会学の成果。