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魂の労働 ネオリベラリズムの権力論

出版社名 青土社
出版年月 2003年11月
ISBNコード 978-4-7917-6068-8
4-7917-6068-9
税込価格 2,420円
頁数・縦 293P 20cm

商品内容

要旨

リストラ、ワークシェアリング、賃下げ、雇用不安…。資本が最優先され、個人が弱体化するこの競争社会をいかにして生き抜くか。グローバリゼーション、ネオリベラリズム、公共圏、管理社会、介護など、現代思想の最重要キーワードを軸に、消費社会の権力ゲームがはらむ様々な矛盾をえぐりだし、まったく新しい労働論を打ち立てる。

目次

敗北の考古学
1 ネオリベラリズム(魂の労働
「参加」への封じ込め―ネオリベラリズムの権力論1)
2 グローバリゼーション(消費社会における恐怖の活用
ポストモダンの宿命論)
3 公共圏(反転する公共圏
世代と対抗的公共圏)
4 権力(ポスト規律社会と予防テクノロジー―ネオリベラリズムの権力論2
主権と統治の不分明地帯―ネオリベラリズムの権力論3)
「生」が労働になるとき

著者紹介

渋谷 望 (シブヤ ノゾム)  
1966年生まれ。1990年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。1995年早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻満期退学。現在、千葉大学文学部助教授。専攻は社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)