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スイカのタネはなぜ散らばっているのか タネたちのすごい戦略

出版社名 草思社
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-7942-2298-5
4-7942-2298-X
税込価格 1,430円
頁数・縦 253P 19cm

商品内容

要旨

オオバコのタネは、靴の裏にくっついて移動!蘭のタネは、カビから栄養分を奪って発芽!テッポウウリのタネは、時速200kmでぶっ飛ぶ!子孫繁栄を願い、タネたちはがんばっている!

目次

風で旅するタネの話
動物に運ばれるタネの話
まかれるタネの話
まかれないタネの話
時を超えるタネの話
食べられるタネの話
豆と呼ばれるタネの話
芽生えで食べられるタネの話
油を取るタネの話
果物のタネの話
野菜のタネの話
植物にとって種子とは何か?
すごい種子

おすすめコメント

身近なタネのすごい戦略。 風で旅する、動物にくっつく、数千年も発芽の時を待つ・・・生き残りをかけたタネたちの戦い!  すべての植物は、子孫を残し、繁栄していくために「タネ」に秘密をもっている。綿毛で上空1000メートルを浮遊するタネ、時速200キロ超で実から噴射されるタネ、殻に守られ数千年後でも発芽可能なタネ・・・。台所で捨てられるスイカやリンゴのタネにだって、子孫繁栄のための秘密がある。さあ、タネの不思議な世界を覗いてみよう!美しい細密画、約60点収載。   ●ライオンにくっつき、死に至らしめる恐怖のタネが!  烏麦は2本のノギで自力歩行してタネを散布!  ●蘭のタネはカビの栄養分を奪い取って発芽!  ●飛行機開発のヒントになった、薄い膜の翼を持つ種子って?  ●ツタンカーメンの時代のエンドウのタネが現代に発芽!  ●柿のタネは丸いのに、なぜお菓子の柿の種は細長い?  ●私たちが食べているお米は、じつは稲のタネ!  ●イチゴの表面のつぶつぶは、タネじゃなくて実!  ●梅干しのタネもサクランボのタネも、じつはタネじゃない!

著者紹介

稲垣 栄洋 (イナガキ ヒデヒロ)  
1968年静岡県生まれ。静岡大学農学部教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省、静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て、現職
西本 眞理子 (ニシモト マリコ)  
1955年兵庫県生まれ。日本植物画倶楽部会員。神戸大学教育学研究科修士課程修了(美術科教育)。兵庫県内の小中学校教諭を経て現在、岡山理科大学非常勤講師。NHK文化センター福山、公民館、植物園等で植物画とフランス語を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)