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世界の深層をつかむ宗教学

「わかったつもり」で終わらない独学シリーズ

出版社名 ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-7993-2783-8
4-7993-2783-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 238P 21cm

商品内容

要旨

多様性の時代に宗教学が味方になる。1日1テーマ、自分の考えを育て、アウトプットできるようになるワーク型教養書。

目次

第1週 宗教とは何か?―よくある疑問から考える(宗教の根幹「救い」とは何か?―3つの「救い」で宗教をよみとく
「霊」は命、「神」は力を表す―どこに存在するのか?どんな「霊」「神」があるのか?
教典の使われ方を知る―「聖書」「コーラン」「お経」とは何か?
日本人はなぜ「無宗教」なのか?―日本人にとっての宗教とは何か?
愛や平和を説く宗教がなぜ紛争を招くのか?―どんな対立が起こるのか?カルトとは何か?)
第2週 世界をよみとく4つの宗教―歴史と教えの基礎を学ぶ(“ユダヤ教”キリスト教とイスラム教のルーツを学ぶ―一神教の始まり、旧約聖書、さまざまな戒律
“キリスト教”世界で信者が最も多い宗教を学ぶ―新約聖書、救世主キリスト、カトリックとプロテスタントの違い
“イスラム教”時事問題の理解の手がかりを学ぶ―預言者ムハンマド、神政共同体、イスラム法
〈仏教〉を知っているようで知らない日本の主流の宗教を学ぶ―輪廻転生、修行と解脱、悟りと安心
さまざまな宗教の概要を学ぶ―ヒンドゥー教、儒教、道教、神道、ゾロアスター教、新宗教など)
第3週 宗教とさまざまな分野とのかかわり―現代の社会課題へのヒント(宗教と哲学―神学、東洋思想、神の存在
宗教と科学―呪術から科学へ、天動説と地動説、反進化論
宗教と政治―世俗化と政教分離、制度的癒着、イスラム共同体
宗教と経済―神と富、公共事業、キリスト教徒資本主義
宗教学の方法・まとめ―宗教学を構成するさまざまな学問)

出版社・メーカーコメント

《わかったつもりで終わらない 独学シリーズ》 単に「知っている」だけではなく、知識を自分ごと化し、 自分の考えを持つための学びを促す新シリーズ、創刊! 1日1テーマ、自分の考えを育て、アウトプットできるようになるワーク型の教養書。 さらに購入特典のメルマガで、あなたの独学をサポートします。 第1弾は【世界の深層をつかむ 宗教学】 宗教学は、世界じゅうのさまざまな宗教について、信仰の立場を離れて、客観的に研究する学問です。 単一の学問ではなく、人類学、社会学、心理学、歴史学、文献学、民俗学……等々、 さまざまな学問的手法の総体です。 本書は、宗教学の世界に触れ、その考え方や基本的用語を知ると同時に、 世界のさまざまな宗教についての基礎知識を得るための独習型のワークブックとして企画されました。 毎回ちょっとした出題があります。それまでのページを振り返りながら、取り組んでみてください。 宗教の世界には単純な正解はあまりありません。 答えが合っているか間違っているかということにこだわらずに、 ご自身の思考の整理として利用してください。 本書をどのように使おうとご自由です。ひととおり眺めることで、宗教というものが、 世界の時事的な問題と、あるいは私たち自身の日常と、 深くかかわっていることがお分かりいただけるでしょう。 【あなたの独学をサポートするメルマガ付き!】 メールマガジンにご登録いただくと、 その日から1週間ごとに各週のまとめ解説と復習問題をお送りいたします。 メールマガジンを読み、問題を解くことでより理解が深まり、 学習のペースをつくることができます。 【目次】 第1週 宗教とは何か? よくある疑問から考える 第2週 世界をよみとく4つの宗教 歴史と教えの基礎を学ぶ 第3週 宗教とさまざまな分野とのかかわり 現代の社会課題へのヒント 今後の独学に役立つ本

著者紹介

中村 圭志 (ナカムラ ケイシ)  
1958年北海道小樽市生まれ。北海道大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学(宗教学、宗教史学)。宗教学者、昭和女子大学非常勤講師。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)