• 本

茨城怪談

竹書房怪談文庫 HO−609

出版社名 竹書房
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-8019-3523-5
4-8019-3523-0
税込価格 781円
頁数・縦 223P 15cm

商品内容

要旨

首都圏でありながら数多の土俗的怪異が今も息づく茨城県のご当地怪談集。診療所の玄関に佇む此の世の者とは思えぬ不気味な男「魚とおじさん」、心霊スポットの廃墟で暴れた男性に還る絶望の因果「ホワイトハウス・引いてゆく」、牛久大仏をはじめ全国の大仏を巡る友人に迫る怪異「後光」、戦慄とともに訪れる異形の獅子舞「黒獅子」、一族の災禍を背負わす…県北部の家に伝わるおぞましい風習「鳥籠のなかの女」など、現代恐怖譚に加え土地や家の怪しい因習にも迫る72篇!不可解で異質―常総の昏き深淵を覗く勇気はあるか。

目次

消失 常陸太田市
袋田の滝・心霊ファーストコンタクト 大子町
魚とおじさん 北茨城市
幽霊トンネル 笠間市
ちゃぶしたうわばき 茨城県南部
牛久沼の河童 牛久市・龍ヶ崎市
屋根裏の河童 茨城県央
蛇沼のヌシ 龍ヶ崎市
ししおろし 茨城県央
さがす夢 守谷市〔ほか〕

著者紹介

影絵草子 (カゲエゾウシ)  
埼玉県生まれ茨城県育ち。趣味は怪談収集とホラー映画鑑賞。幼少期より怪談を収集し、数にして1000以上。主に人間の狂気や悪意、情念渦巻く怪談を好む。怪談師“マシンガンジョー”としても活動。怪談最恐戦をはじめとする様々な賞レースやイベントにも参加し、執筆だけでなく語りにも飽くなき魂を捧げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)