• 本

日本的流通システムの動態

出版社名 千倉書房
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-8051-0858-1
4-8051-0858-4
税込価格 3,520円
頁数・縦 295,5P 22cm

商品内容

目次

第1部 日本的流通システムの変容(家電業界における系列化体制の形成と崩壊
加工食品・日用雑貨業界における特約店制度の形成とその崩壊
アパレル業界における「委託販売制度」とQR ほか)
第2部 インターフェイスとしての流通システム(商業経済論パラダイム
Aldersonの「品揃え形成」の理論
投機・延期の理論)
第3部 流通システムの「システム」特性について(「システム」認識をめぐる議論の系譜
流通システムの「効率性」をめぐる議論
ネットワーク・オーガナイザーとしての商業)
「空き縄ふ」商業論の展開に向けて

出版社・メーカーコメント

 わが国の流通システムが大きな転換期を迎える中、近年とくに注目されているのがSCMや製販連携の台頭である。その実態を家電、加工食品・日用雑貨、アパレル業界において確認するとともに、その背後で寡占メーカーから大規模小売業・卸売業へのパワー・シフトがあり、「商業的需給調整」メカニズムという新たな流通の編成原理が貫徹していることを解明する。

著者紹介

加藤 司 (カトウ ツカサ)  
1954年山形県に生まれる。1978年福島大学経済学部卒業。1983年神戸商科大学大学院経営学研究科後期博士課程中退後、大阪市立大学商学部助手。大阪市立大学大学院経営学研究科助教授(流通システム論担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)