草の根の日タイ同盟 事件史から見る戦時下の日本人とタイ人
| 出版社名 | 京都大学学術出版会 |
|---|---|
| 出版年月 | 2022年2月 |
| ISBNコード |
978-4-8140-0377-8
(4-8140-0377-3) |
| 税込価格 | 6,820円 |
| 頁数・縦 | 599P 22cm |
商品内容
| 要旨 |
軍事同盟の歴史において、太平洋戦争中の日タイ同盟ほど奇妙なものはない。なにしろ、「敗戦国」であったはずのタイは、大したお咎めもないどころか、抗日勢力として認められたのだ。この二面外交についての研究はすでにある。しかし、では「味方であって味方でない」関係が、普通の人々―タイ民衆と現場の日本兵―の間では、どんな様相だったのか?タイ国立公文書館に保存される、日タイ間の事故、騒動、盗み、襲撃といった事件の膨大な記録を一つ一つひもとき、その地理的・時期的分布や背景、処分などを多角的に分析することで、いわば「我慢の同盟」であったその実相を生き生きと描き出す。 |
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| 目次 |
序章 日本兵とタイ人の関係 |


