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影の美学 日本映画と照明

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-8158-0951-5
4-8158-0951-8
税込価格 5,940円
頁数・縦 324,41P 22cm

商品内容

要旨

それは伝統ではなかった!『陰翳礼讃』以前、日本映画は「明るさ」に価値を求めていた。では「影の美学」はどのように現れ、展開し、伝統となったのか。照明のテクノロジーに注目し、トランスナショナルな視点から新たな日本映画史を描く。

目次

序章 影の美学とは何か
第1章 照明と資本主義―松竹とハリウッド
第2章 刀の閃きとスターの輝き―松竹と時代劇
第3章 ストリート映画―松竹とドイツ
第4章 影の美学―松竹、東宝、日本
終章 宮川一夫の映画撮影

著者紹介

宮尾 大輔 (ミヤオ ダイスケ)  
1970年東京都に生まれる。2003年ニューヨーク大学大学院映画学科博士号(Ph.D)取得。現在カリフォルニア大学サンディエゴ校教授
笹川 慶子 (ササガワ ケイコ)  
現在、関西大学文学部教授、博士(文化交渉学、関西大学)
溝渕 久美子 (ミゾブチ クミコ)  
現在、同朋大学他非常勤講師、博士(学術、名古屋大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)