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豊田章男が一番大事にする「トヨタの人づくり」 トヨタ工業学園の全貌

出版社名 プレジデント社
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-8334-2544-5
4-8334-2544-0
税込価格 2,090円
頁数・縦 254P 20cm

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要旨

世界最大級の自動車メーカーであるトヨタ自動車は、2026年3月期の見通しとして、2年ぶりとなる世界生産1000万台を発表するなど、依然として攻めの姿勢を崩していない。同社の特長のひとつに「人づくり」の伝統がある。トヨタの人づくりとは「人間力」を伸ばすこと。その実践の場として成果を上げているのが「トヨタ工業学園」である。本書では、豊田章男会長をはじめとするトヨタの経営陣、現場の社員たちへの綿密な取材をもとに、トヨタ工業学園や生産現場での人材教育、すなわち「人づくり」の考え方と実践についてレポートしている。トヨタ工業学園は、トヨタ自動車創業の翌年である1938年に開校した豊田工科青年学校を前身とする企業内学校。現在は愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターの敷地内に設置されており、中学を卒業した生徒が入学する3年間の高等部、工業高校を卒業した人が入る1年間の専門部がある。男女共学で定員は高等部が130人、専門部が120人。これまでに両方を合わせて2万人近くが卒業している。著者は人物ルポルタージュをはじめ、ビジネス、食や美術、海外文化などの分野で活躍中のノンフィクション作家。『TOKYO オリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2025年6月27日]

商品内容

目次

プロローグ もがき続ける男
第1章 トヨタ工業学園
第2章 歴史を知る三人の卒業生
第3章 他社には存在しない人づくりの秘訣
第4章 トヨタが育てた人、そしてクルマ
第5章 最先端の現場で
第6章 卒業生たちの素顔
第7章 豊田社長、河合副社長が泣いたスピーチ
第8章 もっといいクルマをつくる
第9章 バフェットさんへの返事

著者紹介

野地 秩嘉 (ノジ ツネヨシ)  
1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュをはじめ、ビジネス、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)