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植物たちの不埒なたくらみ

王様文庫 A103−2

出版社名 三笠書房
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-8379-3062-4
4-8379-3062-X
税込価格 847円
頁数・縦 237P 15cm

商品内容

要旨

植物は「食べさせて殖える」のが大得意。そんな「版図を広げる」ためのしたたかでバリエーション豊かなたくらみを紹介する。

目次

プロローグ あえて、食べさせる―それが「植物たちのたくらみ」だとしたら?
1章 「食べさせて」利用するたくらみ―「子孫を殖やす」ためなら何でもあり
2章 「あざやかな色」でおびき寄せるたくらみ―「熟した果実」が発するメッセージ
3章 「働きづめにさせる」たくらみ―「富への渇望」を煽ったイネ科植物
4章 「世界中に運ばせて」殖えるたくらみ―マメ科植物が「文明の発展」の陰で暗躍していた?
5章 「糖にやみつき」にさせるたくらみ―「甘い話」には、いつだって裏がある
6章 「カフェインの虜」にさせるたくらみ―人類はもう、これなしにはいられない
エピローグ 「植物に支配された惑星」で

出版社・メーカーコメント

すべては〈世界征服〉のためだった!?この生きざま、知れば知るほどスリリング!動けない植物の常套手段、それは、「食べさせて殖える」こと。疲れると飲みたくなるコーヒーも、食べると手がとまらないチョコレートも……見慣れた日常の風景の裏側に隠された「植物たちの知られざるたくらみ」に迫る本。◇「栽培している」つもりが「下僕」に?◇「人の支配」から逃走して野生化◇ 植物と鳥たちの間で交わされた「サイン」◇ 動けない植物の「防衛手段」◇ こうして人は「糖の甘味」の虜になった彼らが張り巡らしている“戦略”とは……「殖えるため」「版図を広げるため」なら、なんでもあり。耳をすませば、植物たちの高らかな笑い声が聴こえてくる−−?