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APIデザイン・パターン Web API設計のベストプラクティス集

Compass Programming

出版社名 マイナビ出版
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-8399-7939-3
4-8399-7939-1
税込価格 4,785円
頁数・縦 505P 24cm

商品内容

要旨

本書“APIデザイン・パターン(API Design Patterns)”は、Web APIを構築するための一連の設計原則について解説します。Google APIのエキスパートである著者が、APIの一貫性、拡張性、可用性を確保するためのパターンを提示します。一般的なAPIの設計を改善し、やっかいで極端なケースに対応する手法についても解説。

目次

1 はじめに
2 設計の原則
3 基礎編
4 リソース間の関係
5 コレクションの操作
6 安心と安全

出版社・メーカーコメント

本書 ”APIデザイン・パターン(API Design Patterns)” は、Web APIを構築するための一連の設計原則、安全かつ柔軟で再利用可能なパターンを提供するために書かれました。Google Cloud PlatformとそのAPI設計に取り組む著者が、 ・APIの一貫性、拡張性、可用性を確保する方法について・安全かつ柔軟で再利用可能なAPIパターン・一般的なAPIの設計を改善する手法 について解説します。コード例はTypeScriptで解説。詳細なシナリオ・図解により、API設計についての理解が深まります。 提供するAPIが他の開発者から信頼され、便利に使ってもらえるようにするためのベストプラクティスを提供します。 [本書まえがきより]ソフトウェアが「うまく設計されている」とはどういうことなのか、「よく設計されたWeb API」とは何か。私は自分自身で答えを出そうとし、実際に使ってみた情報などを何年もかけ集約し、Luke Sneeringerと私でGoogleのルールとして明文化し、それは最終的にAIP.dev(google.aip.dev)という形で提供することになりました。これらのルールはある種の法律のようなもので「何をすべきか」は書かれていても、「なぜそうすべきか」は書かれていません。この本で私が目指したのは実践的なガイドラインと、その理由を論理的に説明することです。この本で取り上げたトピックが、APIデザインという魅力的かつ複雑な世界において、多くの会話や将来の仕事のきっかけとなることを願っています。 [対象読者]Web APIを構築している人、構築する予定の人。APIを一般に公開することを検討している場合に本書は有用です。JSONなどのシリアライゼーション・フォーマットや一般的なストレージ知識、HTTPとそのメソッド(GETやPOST)に精通していることは本書を理解する助けとなります。

著者紹介

JJ Geewax (JJ GEEWAX)  
Googleのソフトウェアエンジニアで、リアルタイム決済システム、クラウドインフラ、API設計を専門としている。“Google Cloud Platform in Action”(Manning Publications)の著者であり、GoogleではじまったAPI設計標準に関する業界全体のコラボレーションであるAIP.devの共同設立者。現在、妻Ka‐el、息子Lucaとともにシンガポールに住んでいる
松田 晃一 (マツダ コウイチ)  
博士(工学、東京大学)。石川県羽咋市生まれ。『宇宙船ビーグル号の冒険』を読みコンピュータの道へ進む。卒論のプログラムをチェックしながら、イラストを描きコミケで本を売る。元ソフトウェア技術者/研究者/管理職、PAW2(メタパース)のクリエータ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)