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夜は一緒に散歩しよ

MF文庫ダ・ヴィンチ く−3−1

出版社名 メディアファクトリー
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-8401-2889-6
4-8401-2889-8
税込価格 713円
頁数・縦 332P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • あどけない子どもが出てくるホラーは怖いです。

    無邪気にお絵かきする千秋ちゃん。
    夢中で描く絵は、
    ひたすら青い顔の女、女、女、、、。
    そして欠かさない夜のお散歩。

    読み始めると一気に引き込まれ、
    ページをめくるたびに脳裏に映像が浮かんできます。
    「読んで」怖いだけじゃなくて、
    「見て」怖い。

    なぜ千秋ちゃんは青い顔の女を「ママ」と呼ぶのか。
    青い顔の女の正体は何者なのか。
    なぜ昼じゃなくて夜にお散歩したがるのか。
    ラストまであっという間に読めます!

    (2014年7月24日)

商品内容

要旨

作家の横田卓郎は妻を亡くし、娘の千秋と一緒に暮らしていた。妻の死後、千秋は奇妙な絵を描くようになる。人ではない異形のものを。そして、ある日をきっかけに「青い顔の女」ばかりを描くようになった。千秋はその絵を「ママ」と呼び、絵を描くことに執着するようになる。もうひとつの執着。それは夜の散歩だった。第1回『幽』怪談文学賞長編部門大賞受賞作品。

出版社・メーカーコメント

作家の横田卓郎は妻を亡くし、娘の千秋と二人で暮らしていた。妻の死後、千秋は奇妙な絵を描くようになる……。人ではない異形のものを。ある日をきっかけに「青い顔の女」ばかりを描くようになった千秋は、その絵を「ママ」と呼び、絵を描くことに執着する。そしてもうひとつ執着すること。それは、夜の散歩だった。第1回『幽』怪談文学賞大賞受賞作。解説は京極夏彦氏。

著者紹介

黒 史郎 (クロ シロウ)  
1974年、神奈川県生まれ。妖怪、都市伝説、オカルトに造詣が深く、2007年「夜は一緒に散歩しよ」で第1回『幽』怪談文学賞長編部門大賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)