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随筆万葉集 1

万葉の女性と恋の歌

出版社名 作品社
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-86182-764-8
4-86182-764-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 253P 19cm
シリーズ名 随筆万葉集

商品内容

目次

今よみがえる名エッセーにそえて(中西進)
雲流るる空に(入江泰吉)
布留の社(上田正昭)
山の辺の道(山本太郎)
高円の野の上の宮(堀内民一)
斎宮のたどった道(白洲正子)
秋山われは(岡野弘彦)
挽歌(杉本苑子)
挽歌の二上山(山本藤枝)
壬申の乱をめぐる女性たち(辺見じゅん)
中皇命(西郷信綱)
恋の奴(田辺聖子)
野守はみずや・春過ぎて夏来たるらし(馬場あき子)
有馬皇子・高市黒人(犬養孝)
人麿の妻(齋藤茂吉)
人麻呂の抒情―他界の眼(前登志夫)
伊勢行幸の時 京に留まる歌(橋本達雄)
詩と自然―人麻呂ノート(佐佐木幸綱)
虹(都筑省吾)
月夜―人麻呂と杜甫(藤井清)
『死者の書』―古都における、初夏の夕暮れの対話(堀辰雄)
万葉の恋の身振り(野島秀勝)
万葉にあらわれた女とくらし(中西進)

著者紹介

中西 進 (ナカニシ ススム)  
1929年生まれ。国文学者。東京に生まれ、東京の大学で国文学を修める。万葉学者を代表するひとりとして著作、研究、教育に励んでいる。『万葉集の比較文学的研究』で読売文学賞。『万葉史の研究』で学士院賞。現在高志の国文学館館長、京都市中央図書館館長などを務め、幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)