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エネルギーをめぐる旅 文明の歴史と私たちの未来

出版社名 英治出版
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-86276-309-9
4-86276-309-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 412P 19cm

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要旨

私たち人類の生存を脅かしかねない「気候変動」。それを抑えるためには、エネルギー問題の解決が不可欠といえる。そもそも人類は、大量のエネルギーを消費することで文明を築き上げてきた。未来への持続可能性のために、古来の私たちとエネルギーの関係をあらためて問い直すことが必要ではないだろうか。本書では、火の利用に始まる人類とエネルギーの歴史とその意味づけを行いつつ、現代文明、現代社会が陥った問題の本質と、それを解決するための未来への道筋を描き出している。人類を含む生物の発生や進化、文明や社会の構築などはすべて、エネルギーを受け入れ、放出する流れの中で現れた局所的な「秩序」であり、エネルギーが枯渇すれば成立しない脆弱な構造なのだという。それを踏まえ、気候変動などの問題に対処するには、自然界のエネルギーの流れと資源の循環に、社会の構造や人類の活動を極力合わせていかなければならないと、著者は主張する。著者は、JX 石油開発(株)技術管理部長。1994年に日本石油(当時)に入社し、リテール販売から石油探鉱まで、石油事業の上流から下流まで広範な事業に従事してきた。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2021年10月22日]

商品内容

要旨

資本主義、食料、気候変動…“エネルギー”がわかるとこれからの世界が見えてくる。火の利用から気候変動対策まで。エネルギーと人類の歴史をたどり、現代社会が陥った問題の本質と未来への道筋を描き出す。驚嘆必至の教養書。

目次

第1部 量を追求する旅―エネルギーの視点から見た人類史(火のエネルギー
農耕のエネルギー
森林のエネルギー
産業革命とエネルギー
電気の利用
肥料とエネルギー
食料生産の工業化とエネルギー)
第2部 知を追究する旅―科学が解き明かしたエネルギーの姿(エネルギーとは何者か
エネルギーの特性
エネルギーの流れが創り出すもの
理想のエネルギー源は何か)
第3部 心を探究する旅―ヒトの心とエネルギー(火の精神性
エネルギーと経済
エネルギーと社会)
第4部 旅の目的地―エネルゲイアの復活(取り組むべき問題
目指すべき未来
私たちにできること)

著者紹介

古舘 恒介 (フルタチ コウスケ)  
1994年3月慶應義塾大学理工学部応用化学科卒。同年4月日本石油(当時)に入社。リテール販売から石油探鉱まで、石油事業の上流から下流まで広範な事業に従事。エネルギー業界に職を得たことで、エネルギーと人類社会の関係に興味を持つようになる。以来サラリーマン生活を続けながら、なぜ人類はエネルギーを大量に消費するのか、そもそもエネルギーとは何なのかについて考えることをライフワークとしてきた。現在は、JX石油開発(株)で技術管理部長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)