ゲノム編集食品が変える食の未来
| 出版社名 | ウェッジ |
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| 出版年月 | 2020年11月 |
| ISBNコード |
978-4-86310-231-6
(4-86310-231-3) |
| 税込価格 | 1,650円 |
| 頁数・縦 | 239P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
気鋭の科学ジャーナリストが、科学的根拠に基づき「食」の技術革新を解説。消費者が誤解・忌避する心理も浮き彫りにしながら、未来の食の行方と日本が果たすべき役割を示す。 |
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| 目次 |
序章 ポストコロナ時代のフードセキュリティ |



出版社・メーカーコメント
◎「人口増×気候変動×ポストコロナ」で始まる食のパラダイムシフト 2050年、100億人の「食」を支えることが期待される「ゲノム編集食品」。だが、誤解や偏見による感情的で非科学的な反発も多い。書は技術革新の科学的な真実から「食の未来」を考える1冊。 人口の増加、気候変動などに対応するため、品種改良が重要となり、第2の緑の革命が世界中で待望されている。飛躍をもたらす重要なキーテクノロジーは遺伝子組換えとゲノム編集。ところが、市民・消費者の抵抗感は非常に強く「遺伝子をいじる」と言われることで感覚的な拒絶反応が生まれている。さらに、両者の技術的な説明が難解なために、間違った報道やネット情報が氾濫。国会議員までもがトンデモ理論を流しているという現状だ。その結果、市民・消費者は不安を煽られ、踊らされている。そこで、現在の世界的な食料事情、品種改良への期待、遺伝子組換えやゲノム編集の技術、日本や海外の開発競争、知財権争い等、食品分野における遺伝子技術を巡る最新動向を解説。消費者が両者を忌避する心理等も浮き彫りにし、未来の食の行方、日本が果たすべき役割を考える。――「序章」よりこの本は、ゲノム編集技術を用いて品種改良された食品の安全性や意義についてわかりやすく解説するものです。ゲノム編集食品の重要性は今、著しく高まり期待も大きくなっています。なぜか? 新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の地球規模の流行、すなわちパンデミックが今、世界の人々の暮らしを大きく変えつつあるからです。フードセキュリティの危機が迫っています。ゲノム編集食品は、その解決に大きく貢献できる、とみられているのです。中略)本書前半では、ゲノム編集食品はどんなものなのかを、なるべく平易に解説します。