小城鍋島文庫の古典籍たち 書物は語る
出版社名 | 文学通信 |
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出版年月 | 2025年3月 |
ISBNコード |
978-4-86766-085-0
(4-86766-085-X) |
税込価格 | 4,950円 |
頁数・縦 | 375P 21cm |
商品内容
要旨 |
書物は、「モノ」としての側面と「作品」としての側面を持ち合わせている。古典籍においては、この二つの側面のいずれもが、重要な情報である。しかし書物の価値は、この二つの側面だけで決まるものではない。もうひとつ重要な要素は「享受」である。書物を正しく理解するためには、この三者のいずれにも気を配る必要がある。それが、表現を変えれば、書物と向き合って、書物の語る声に耳を傾けるということになろう。書物は自ら多くを語ってくれる。われわれがその声に耳を傾ける用意さえできていれば。 |
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目次 |
1 直能、小城の文雅を創る(桜岡三部作(一)―『八重一重』 |