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家の履歴書 文化人・芸術家篇

出版社名 キネマ旬報社
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-87376-361-3
4-87376-361-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 392P 21cm
シリーズ名 家の履歴書

商品内容

要旨

『週刊文春』の人気連載「家の履歴書」において、著者・斎藤明美が記者時代から現在までに取材・執筆した中から「文化人・芸術家」たち38名をセレクト。波乱に満ちた人生の節々に、それぞれの「家」はあった。

目次

安野光雅―客が残した生菓子を親に内緒で食べるのが“宿屋の倅”の役得だった
西原理恵子―近所をペンギンが徘徊してた高知市浦戸の家が私の原風景
松本零士―隣家三軒の自然崩壊を見て以来、“屋根落下恐怖症”に怯えた少年時代
サトウサンペイ―“蟹は甲羅に似せて穴を掘る”じゃないけど、僕はちっちゃな家ばっかりに住んできた
山藤章二―“反骨絵師”の原点は、父を失い母姉兄と苦境を生き抜いた下目黒の借家
藤城清治―大学時代、人形劇の稽古のために和室の柱を取り払い父親との関係が最悪化
笑福亭鶴瓶―お笑いの人は密集した環境の中からしか生まれんのと違いますか
桂歌丸―生まれ育った横浜・真金町の廓「富士楼」が落語に役立っている
萩本欽一―貧困で家族解散。家のない僕に豆腐屋さんが「二階の三畳へおいで」
太田光―仕事が激減、妻と相方・田中はコンビニでバイト。どん底だった笹塚の家〔ほか〕

著者紹介

斎藤 明美 (サイトウ アケミ)  
1956年、高知県生まれ。津田塾大学卒業。高校教師、テレビ構成作家を経て、『週刊文春』の記者を20年務める。1999年、初の小説「青々と」で第10回日本海文学大賞奨励賞受賞。2006年、フリーとなり、作家活動を行う。2009年、脚本家・映画監督の松山善三と女優・故高峰秀子の養女となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)