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朝鮮戦争 ポスタルメディアから読み解く現代コリア史の原点

出版社名 えにし書房
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-908073-02-1
4-908073-02-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 198P 21cm

商品内容

要旨

日本からの解放と、それに連なる朝鮮戦争の苦難の道のりを知らずして、隣国との関係改善はあり得ない。日本の敗戦から朝鮮戦争勃発、休戦までの経緯をポスタルメディア(郵便資料)という独自の切り口から詳細に解説。解放後も日本統治時代の切手や葉書が使われた郵便事情の実態、軍事郵便、北朝鮮のトホホ切手、記念切手発行の裏事情などが雄弁に語る朝鮮半島現代史の原点。

目次

第1章 解放以前の朝鮮―一九四五年まで(大韓民国臨時政府
対日宣戦時の主席・金丸 ほか)
第2章 米ソによる南北分割占領―一九四五〜四八年(朝鮮建国準備委員会の幻
第二四軍の進駐と米軍政庁 ほか)
第3章 南北両政府の成立―一九四八〜五〇年(朝鮮民主主義人民共和国の成立
北朝鮮の国章に描かれた水豊ダム ほか)
第4章 “六二五”の三年間―一九五〇〜五三年(ソウル陥落
ソウルの人民軍 ほか)
第5章 国連軍に参加した国々(オーストラリア
ベルギー ほか)

著者紹介

内藤 陽介 (ナイトウ ヨウスケ)  
1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。郵便学者。日本文藝家協会会員。フジインターナショナルミント株式会社顧問。切手などの郵便資料から、国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を提唱し、活発な研究・著作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)