• 本

中世再考 列島の地域と社会

講談社学術文庫 1448

出版社名 講談社
出版年月 2000年11月
ISBNコード 978-4-06-159448-7
4-06-159448-6
税込価格 902円
頁数・縦 270P 15cm

商品内容

要旨

日本中世史の諸説に様々な疑問を提出した小論集。「平民の自由」「民衆の生活史」「東国と西国」「百姓」「海民」など、著者が現在も徹底して追及し、多くの成果をあげている、数多くの研究主題の原点が提示されている。常民文化研究所で著者に強い影響を与えた民俗学者、宮本常一に関する論考も収録。

目次

日本中世史研究の現在・インタビュー
日本中世の自由について
中世民衆生活の様相
徳政雑考 アウエハント『鯰絵―民俗的想像力の世界』にふれて
東国と西国 地域史研究の一視点
南北朝内乱の社会史的意義
地名と中世史研究
地名と名字
民具学と漁業史―宮本常一氏と日本常民文化研究所
『忘れられた日本人』をめぐって:梶田翁の話によせて

出版社・メーカーコメント

日本中世史を見直す著者の思想の原点を収録中世史の諸説に対して様々な疑問を提示した小論を集めたもの。研究の現状分析、民衆の生活史、東国と西国、漁業民等、現在著者が主張する問題の原点がここにある