• 本

叛鬼

出版社名 講談社
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-06-217616-3
4-06-217616-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 274P 20cm
シリーズ名 叛旗

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 白井城主、長尾景春の波乱の生涯を描いた作品。太田道灌を兄と慕い育ちながら敵味方に別れ、負け戦を重ねながらも何度も窮地を乗りこえた波乱の生涯。

    (2014年3月10日)

商品内容

要旨

好かぬ小僧だ―。関東管領を継いだ上杉顕定を一目見て、景春は思った。腹悪しき主君との軋轢は深まり、やがて叛旗を翻した景春は、下剋上を果たす。長きにわたる戦いの幕が、ここに切って落とされた。対するは、かつて兄と慕った巨人・太田道潅。さらには、駿河で勃興する新世代の雄・北条早雲も動き出す。叛乱に次ぐ叛乱は、新たな時代の創始者たちを呼び覚ましていく―。

出版社
商品紹介

誰よりも早く下剋上を成し遂げた男。叛乱に次ぐ叛乱は、やがて関東に戦国の時代を開いていく。敗れ、塗れ、足掻き――鬼となれ。

出版社・メーカーコメント

誰よりも早く下剋上を成し遂げた男、長尾景春。腹悪しき主君・上杉顕定に叛旗を翻し、戦乱の幕は切って落とされた。対するは、かつて兄と慕った巨人・太田道灌。さらには、駿河で勃興する新世代の雄・北条早雲も動き出す。叛乱に次ぐ叛乱は、やがて関東に戦国の時代を開いていく。敗れ、塗れ、足掻き――鬼となれ!出版界最注目”豪腕作家”の原点にして最前線!――戦国の時代はここより始まる!

著者紹介

伊東 潤 (イトウ ジュン)  
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に長らく勤務後、文筆業に転じ、歴史小説や歴史に材を取った作品を相次いで発表している。2011年、『戦国鬼譚 惨』(講談社)で第32回吉川英治文学新人賞候補、『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞。2012年、『城を噛ませた男』(光文社)で第146回直木賞候補になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)