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白うさぎと天の音 雅楽のおはなし

出版社名 講談社
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-06-219522-5
4-06-219522-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

「笙」「篳篥」「龍笛」、千年以上昔から伝わる雅楽の三つの管楽器をめぐるおはなし。

目次

光り降る音―笙のおはなし
天つ風の音―龍笛のおはなし
星月夜の音―篳篥のおはなし

出版社
商品紹介

雅楽の三つの管楽器、「笙」「篳篥」「龍笛」。それぞれの楽器の由来をもとにした神秘的な三つのお話を、東儀秀樹のイラストとともに。

おすすめコメント

雅楽は、日本古来の音楽です。雅楽では、「笙(しょう)」「篳篥(ひちりき)」「龍笛(りゅうてき)」の三つの管楽器が演奏の中心となり、それぞれ「天」「地」「空」を表現するとされています。それぞれの楽器を題材に、その由来と、音楽の喜びを描いた三つのお話。楽しみながら、日本の音楽への関心が高まります。●光り降る音 〜笙のおはなし〜 白うさぎには、天から降りてきた鳳凰の、うつくしい音が聞こえます。その音が聞こえない他の動物たちに、「おまえはうそつきだ」と言われ、ひとりぼっちの白うさぎですが……。●天つ風の音 〜龍笛のおはなし〜 きびしい日でりがつづきました。白うさぎは、山奥の池で「どうか、ゆたかな雨を降らせてください」と祈ります。すると、おおきな龍がすがたをあらわして……。●星月夜の音 〜篳篥のおはなし〜 川のほとりで、白うさぎの耳に、やさしい歌声がきこえてきました。「この川がどうして『涙川』とよばれるようになったのかを あなたにそっとお話ししましょう」……。「星月夜の音」(詩・かんのゆうこ、曲・東儀秀樹)オリジナル楽譜収録 ※本書は、2002〜04年に刊行された『光り降る音』『天つ風の音』『星月夜の音』を再構成したものです。

著者紹介

かんの ゆうこ (カンノ ユウコ)  
1968年、東京都生まれ。東京女学館短期大学文科卒業
東儀 秀樹 (トウギ ヒデキ)  
1959年、東京都生まれ。宮内庁式部職楽部で雅楽を学び、1986年から10年間、楽師として活躍。篳篥を中心に琵琶、歌、舞などを担当。1996年にアルバム「東儀秀樹」(東芝EMI)でCDデビュー。宮内庁退職後も、コンサート、アルバム、音楽監督等の音楽活動のほか、テレビ、映画、執筆、写真などさまざまなジャンルで活躍している。日本レコード大賞企画賞、ゴールドディスク大賞、都民文化栄誉賞、読売演劇大賞優秀賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)