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認知症と見分けにくい「老年期うつ病」がよくわかる本 イラスト版

健康ライブラリー

出版社名 講談社
出版年月 2013年9月
ISBNコード 978-4-06-259778-4
4-06-259778-0
税込価格 1,430円
頁数・縦 98P 21cm

商品内容

要旨

「うつ」で死なない、死なせない!もの忘れの多さ、長引く体の不調に要注意!もの忘れ=認知症とはかぎらない!見逃されやすい高齢者のうつ病。要注意サインから治療法まで徹底解説。

目次

1 高齢になるほど「うつ」は増える(Aさんのケース―妻との死別後、なにもする気が起きません。そうこうするうちに、体の調子も悪くなってしまいました
どれくらい多いか―一〇人に一人は「老年期うつ病」にかかる!? ほか)
2 うつ病?それとも認知症?(Bさんのケース―最近、もの忘れがひどくて…。認知症の始まりかと思うと、不安で不安でたまりません
うつ病と認知症1―認知症と間違われやすい高齢者のうつ ほか)
3 老年期うつ病の最新治療法(Cさんのケース―母は「ここが痛い」「めまいがする」などとひんぱんに病院通いをしていますが、いくら薬を飲んでもスッキリしないようです
治療の方針1―高齢だからこそ、早めの対応が望まれる ほか)
4 「うつ」で死なない、死なせない!(Dさんのケース―心臓発作で倒れた父。一命をとりとめたものの、すっかり元気がなくなってしまいました
闘病中の注意―うつ病は命にかかわることもある ほか)
5 再発を防ぐ暮らし方(Eさん夫妻のケース―夫の退職を機に、夫婦で地域のボランティア活動に参加。「新しい役割」がみつかりました!
心がまえ―「健康的なあきらめ」で楽になることもある ほか)

著者紹介

三村 將 (ミムラ マサル)  
慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室教授。1984年慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学精神・神経科学教室助手などを経て、1992年ボストン大学医学部行動神経科に2年間留学。帰国後、東京歯科大学市川総合病院精神神経科講師、昭和大学医学部精神医学教室准教授などを経て、2011年4月より現職。専門は神経心理学、老年精神医学、認知リハビリテーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)