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寺田寅彦セレクション 2

講談社文芸文庫 てC2

出版社名 講談社
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-06-290309-7
4-06-290309-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 349P 16cm
シリーズ名 寺田寅彦セレクション

商品内容

要旨

科学者の眼で森羅万象を見つめ、平易でかつ芸術的、味わい深い言葉で表現した文章を収める随筆選第二集。本巻には『柿の種』『物質と言葉』『蒸発皿』『触媒』『蛍光板』と没後刊『橡の実』から、「科学者とあたま」「津浪と人間」「夏目漱石先生の追憶」「鳶と油揚」等に加え、単行本未収の「茶碗の湯」「日本人の自然観」を併録。日本の近代随筆史上、最高にして極上のエッセンス。

目次

『柿の種』(昭和八年六月一〇日刊)より
『物質と言葉』(昭和八年一〇月二〇日刊)より
『蒸発皿』(昭和八年一二月二〇日刊)より
『触媒』(昭和九年一二月一〇日刊)より
『蛍光板』(昭和一〇年七月一五日刊)より
『橡の実』(昭和一一年三月一五日刊)より
単行本未収録作品

おすすめコメント

本巻では『柿の種』『蒸発皿』他全6冊の単行本から面白さとリーダビリティを兼ね備えた文章を精選、更に単行本未収録2篇を加えた。

著者紹介

寺田 寅彦 (テラダ トラヒコ)  
1878・11・28〜1935・12・31。物理学者、随筆家、俳人。東京生まれ。東京帝大理科大学物理学科卒。地球物理学、気象学、実験物理学の分野で世界的な業績を残す。吉村冬彦、薮柑子、牛頓等のペンネームを持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)