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血の弔旗

講談社文庫 ふ38−16

出版社名 講談社
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-06-512559-5
4-06-512559-6
税込価格 1,320円
頁数・縦 777P 15cm

商品内容

要旨

金融会社社長が政界へ流す裏金11億円を、社長運転手の根津謙治が周到な計画の末、強奪する。事件への関与を疑われた謙治だが、アリバイ工作が奏功、逮捕に至らず、実業家として成功を収める。時効直前、かつての謙治の暴挙が綻びとして不穏な影を落とす。昭和の時代と風俗を克明に描く「戦後ノワール」巨編!

おすすめコメント

重罪を犯し、大金を手にした男たち。彼らは一時「成功」したが、時効直前に不穏な影が。昭和の時代と風俗を活写したサスペンス巨編!

著者紹介

藤田 宜永 (フジタ ヨシナガ)  
1950年福井県生まれ。’86年に『野望のラビリンス』でデビュー。’95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。’96年『巴里からの遺言』で第14回日本冒険小説協会最優秀短編賞受賞。’99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞受賞。2001年に『愛の領分』で第125回直木賞を受賞。’17年には『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)