物語批判序説
講談社文芸文庫 はM5
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2018年12月 |
ISBNコード |
978-4-06-514065-9
(4-06-514065-X) |
税込価格 | 2,310円 |
頁数・縦 | 348P 16cm |
商品内容
要旨 |
かつて人は自分だけが知っていることを自分の言葉で語った。だが十九世紀半ばの「フランス革命より遙かに重要」な変容で、人は誰もが知っている事実を確認し合うように誰もが知る物語を語り始めた。フローベール『紋切型辞典』を足がかりにプルースト、サルトル、バルトらの仕事とともに、未だ私達を覆う変容の正体を追う。明晰にしてスリリング。知的感興が横溢する、いまこそ読まれるべき不朽の名著。 |
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おすすめコメント
『凡庸な芸術家の肖像』『「ボヴァリー夫人」論』へ連なる画期的論考。今も我々の言説を覆う「紋切型」の姿をスリリングに描く、名著