
ヒロシマ−−壁に残された伝言
集英社新書 0192
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2003年7月 |
ISBNコード |
978-4-08-720192-5
(4-08-720192-9) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 185P 18cm |
商品内容
要旨 |
広島市の小学校の、剥げ落ちた壁の奥に、白墨で書かれた伝言が見つかった。それはかつて原爆資料館にも展示されていた菊池俊吉氏撮影の「被爆の伝言」写真の、その原物が、二〇世紀の末になって再び人々の前に現れた奇跡の瞬間だった。著者はNHK広島放送局のディレクターとして取材を始める。一九四五年八月、辛うじて倒壊をまぬがれた袋町国民学校は、被災者の救護所として使用された。安否をたずね、消息をしらせる短い伝言。長い年月を凌いできた縁者が、初めて直に伝言に向き合う一瞬。半世紀を経て蘇る「あの日」。覇権とテロのせめぎあう時代に、改めてヒロシマを問う。 |
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目次 |
序章 重なった奇跡 |
出版社・メーカーコメント
広島の小学校の剥げ落ちた壁の奥から、被爆直後に人々が書き残した伝言が見つかった。取材を進めるNHK取材班。半世紀をこえて甦る「あの日」。覇権とテロがせめぎ合う今改めて「ヒロシマ」を問う。