犠牲のシステム福島・沖縄
集英社新書 0625
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2012年1月 |
ISBNコード |
978-4-08-720625-8
(4-08-720625-4) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 222P 18cm |
商品内容
要旨 |
福島の原発事故は、原発推進政策に潜む「犠牲」のありかを暴露し、沖縄の普天間基地問題は、日米安保体制における「犠牲」のありかを示した。もはや誰も「知らなかった」とは言えない。沖縄も福島も、中央政治の大問題となり、「国民的」規模で可視化されたのだから―。経済成長や安全保障といった共同体全体の利益のために、誰かを「犠牲」にするシステムは正当化できるのか?福島第一原発事故で警戒区域となった富岡町などで幼少期を過ごした哲学者による、緊急書き下ろし。 |
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目次 |
第1部 福島(原発という犠牲のシステム |
出版社・メーカーコメント
『靖国問題』以来6年ぶりの書き下ろし新書 経済成長のネガとしての福島原発、安全保障の代償としての沖縄米軍基地…。共同体全体の利益のために、少数者の犠牲を正当化する論理を、いかに超えるか? 福島生まれの哲学者による緊急出版!