オリンピックと商業主義
集英社新書 0645
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2012年6月 |
ISBNコード |
978-4-08-720645-6
(4-08-720645-9) |
税込価格 | 902円 |
頁数・縦 | 220P 18cm |
商品内容
要旨 |
オリンピックをテレビ観戦していると、他のスポーツイベントとは「風景」が違うことに気づく。それは「会場に広告看板がない」からだ。クーベルタンが理想を掲げて創始した近代オリンピックの「格式」は、そのような形で今も守られている。だが舞台裏では、莫大な放映権料やスポンサー料がIOCの懐を潤し、競技自体にまで影響を及ぼすという実態がある。一方で、その資金のおかげで税金の投入が回避され、途上国の選手が参加できるという現実もある。果たして、オリンピックが「商業主義」を実践するのは是なのか非なのか。本書は、五輪礼賛でも金権批判でもないスタンスで、この問題を深く掘り下げる。 |
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目次 |
序章 三つのロンドンオリンピック |
出版社・メーカーコメント
オリンピックの「裏」を知る一冊! オリンピックの背後では、放映権料、スポンサー料など莫大なカネが動く。人類の祭典は、いつから巨大な集金装置になったのか。それによって何が変わったのか。五輪マネーの歴史と現状を徹底考察。